今年上半期(1~6月)に懲戒処分を受けた全国の警察官や警察職員は、昨年同期より3人少ない114人だったことが1日、警察庁のまとめで分かった。処分理由では盗撮やセクハラを含む「異性関係」の37人(9人減)が最多。「窃盗・詐欺・横領等」の29人(4人増)、「交通事故・違反」の15人(6人減)が続いた。業務上の処分は23人(2人増)だった。
不祥事が相次いだ鹿児島県警の処分者は免職1人、停職2人で、いずれも公表済みの案件。枕崎署員の盗撮事件の捜査を巡り、適切な指示をしなかったとして野川明輝本部長が6月に長官訓戒の処分を受けたが、懲戒処分ではないため今回の統計には含まれていない。(共同)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。