警察庁は元日の能登半島地震で警察の活動を著しく妨げた、「SNSへの嘘の書き込み」を優先的に削除する体制を構築するなどの、次の大規模災害に向けた取り組みを始めました。

 警察庁は、能登半島地震で各警察が行った「情報収集」「救出活動」「捜査」「交通・防犯対策」などの活動を振り返り、次の大規模災害に向けた改善を進めています。

 そのなかで警察庁は今回、数多く投稿された「SNSへの偽情報の投稿」は活動を妨げたとして、SNS事業者と協力して優先的に削除する体制を構築することを始めました。

 嘘の投稿を巡っては、注目を集めて広告収入を得ることが目的とみられていて、逮捕者も出ています。

 警察庁は嘘の投稿の削除の一方で、SNSの効果的な使用方法についても議論を続けていくということです。

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