いまも遺骨が残されたままの炭鉱に、ダイバーが潜り、調査が行われました。

山口県宇部市の『長生炭鉱』は、82年前に起きた水没事故で、朝鮮人労働者を含む183人が犠牲となり、遺骨は海底に残されたままです。

31日、海上に突き出た『ピーヤ』と呼ばれる排気口からダイバーが中へ入り、潜水調査が行われました。

潜水調査を実施 伊左治佳孝さん
「(海底には)はしごくらいの太さの金属が結構落ちている。(遺骨収集は)絶対に無理という感じではない」

長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会 井上洋子共同代表
「(遺族の)皆さんがご健在のうちに、ご遺骨と対面できるように、皆さんの力を借りながら、頑張ってやっていきたい」

市民団体は、今後、海底にある障害物を取り除くなどし、遺骨収集を実現させたいとしています。

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