1日を通して危険な暑さが継続　雷雨エリアにも注意　北陸と東北の梅雨明けは……？

関東〜九州　危険な暑さ続く　1日を通して熱中症に警戒

きのう30日夜からきょう31日朝にかけて、熱帯夜が続出し、朝から気温が高くなっています。東京都心のけさの最低気温は28.2℃。夜も朝も気温が高い状態が続いています。熱中症は昼だけでなく、1日を通して注意が必要です。寝る時もエアコンを適切に利用し、寝る前に水分を補給するなど、朝も夜も油断せずにお過ごしください。

もちろん日中はさらに気温が高くなります。関東から九州では40℃に迫る暑さが予想されている所もあり、熱中症警戒アラートは29の都府県に発表されています。自分は大丈夫とは思わずに、熱中症対策を徹底しましょう。
【予想最高気温】
38℃：甲府、浜松（静岡）、名古屋、尾鷲（三重）、高知
37℃：前橋、さいたま、岐阜、京都、大分、鹿児島など
36℃：大阪、神戸、岡山、広島、高松、熊本など
35℃：東京、千葉、静岡、福岡など

関東　天気急変に注意　激しい雷雨の恐れも

午後になると、関東を中心に大気の状態が不安定になります。日差しが出ていても油断は禁物です。急な雷雨の可能性がありますので、折りたたみ傘をお持ちください。きのう30日も関東でにわか雨がありましたが、きのうより激しい降り方になる恐れもあります。

北陸や東北　いよいよ梅雨明けへ

きょう31日は梅雨前線の影響で、朝から所々で雨が強まっています。ただ、梅雨前線は徐々に活動が弱まっていき、あすにかけて北陸や東北の天気も回復へと向かう見込みです。このタイミングで、いよいよ北陸と東北でも梅雨明けとなりそうです。梅雨明けとともに暑さもさらに厳しくなりますので、大雨の次は熱中症に警戒が必要になります。大雨の被害が大きかった地域では、復旧作業などの際、熱中症に十分注意してください。