海外のオンラインカジノで客に賭博させたとして、決済代行業者の社長ら5人が常習賭博の疑いで逮捕されました。
決済代行業者「S.P.A」の社長・小坂仲人容疑者(46)ら5人は客6人に対し、海外のオンラインカジノで合わせて約370万円を賭けさせた常習賭博の疑いが持たれています。
警察によりますと、5人は客に指定した口座に賭け金を振り込ませ、入金状況や賭けの勝ち負けについてカジノの運営元とデータのやり取りをして入金された金額の0.5%を手数料として受け取っていました。
口座には640億円ほどの入金があり、警察は約4万9000人に賭けさせて3億円ほどの利益を得ていたとみています。
取り調べに対して小坂容疑者は「常習的に賭博をさせていたことに間違いありません」と容疑を認めていて、他の4人は「賭博をしていた認識はない」などと否認しています。
警察は、さらに指示役がいるとみて運営の実態などを詳しく調べています。
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