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29日も全国的に気温が上がり、関東や東海では「命に関わる危険な暑さ」となりました。

■今季最高41℃ “危険な暑さ”

関東と東海の6地点で40度以上を観測。栃木県佐野市では、41.0度まで上昇しました。

40.2度を観測した静岡県浜松市天竜区。夕方、涼しさを求めて川には人が集まっていました。

住民
「呼吸するのがしんどいです」

掛川市では、熱中症とみられる40代の男性が搬送され、死亡が確認されました。搬送時、体温は42度まで上がっていたそうです。

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■死亡の男性 巡査部長と確認

■死亡の男性 巡査部長と確認

大雨で甚大な被害受けた秋田県と山形県。行方不明者の捜索は、暑さとの闘いでもあります。

これまでに2人の死亡が確認され、2人の行方がわかっていません。山形県警は、死亡した警察官は佐藤颯哉巡査部長(29)と発表しました。

山形県戸沢村では、住民が29日も片付け作業に追われていました。

住民
「農家なので、作業場はトラクターとかコンバインとか。みんな水浸しになったので、どこから手をつけていいかわからない」

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■河川氾濫で“コメ作り”影響も

■河川氾濫で“コメ作り”影響も

日本屈指の米どころにも深刻な影響が出ています。

酒田市でコメ作りをしている本多郁也さん(23)。被害は目に見えるものだけにとどまらないそうです。

本多農園・本多郁也さん
「ぱっと見はわからないですけれど、中には潰れている稲もあるので」

35ヘクタールあるという田んぼは、まだ、すべての被害状況を確認できていません。

本多農園・本多郁也さん
「去年も猛暑や気候の影響で、コメの等級が下がってしまった。今年は頑張るぞと意気込んでたのに大雨で。どうしようもないですね」

市内の農協も対応に追われていました。
収穫したコメの管理や貯蔵などを行う施設も2メートルほどの高さまで浸水しました。

JA庄内みどり営農企画課・佐藤俊彦課長
「億単位の被害と、今の段階では見ています」

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