2号機の直下に活断層があると指摘された敦賀原発。左手前から1号機、2号機、新型転換炉「ふげん」=福井県敦賀市で2024年7月26日午後4時5分、本社ヘリから加古信志撮影

 日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県)が、原子力規制委員会の新規制基準に適合しないと結論付けられたことを受け、原電の剣田裕史副社長は報道陣の取材に「私たちとしては説明と議論を尽くしたと思っている。今後、結果を確認して必要な追加調査を検討する」と話した。

 廃炉を検討するかどうかについては「今後、規制委の報告、議論を見ていきたい」と述べるにとどめ、「稼働に向けて取り組む姿勢は変わっていない」と強調した。【木許はるみ】

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