新型コロナの全国の患者報告数は「13.62人」で、11週連続で増加しています。前の週に比べて1.2倍で、厚労省は改めて感染対策を呼び掛けています。
厚生労働省によりますと、15日から21日までの1週間に報告された新型コロナの1定点医療機関あたりの患者報告数は全国で「13.62人」でした。
前の週の「11.18人」からおよそ1.2倍に増え、11週連続の増加です。
45の都道府県で前の週より増加していて、38の府県では注意報基準レベルである「10人」を超えています。
都道府県別では患者報告数が最も多かったのは佐賀県の「31.08人」で、次いで宮崎県が「29.72人」でした。
報告患者の総数は6万7334人で、1週間に新たに入院した患者数は3827人でした。
厚労省は夏場には一定程度、感染拡大がみられるとしたうえで、改めて手洗いやマスクの着用、定期的な換気など基本的な感染対策を呼び掛けています。
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