九州北部地方は25日、太平洋高気圧の縁から流れ込む暖かく湿った空気や強い日射の影響で、各地で記録的な暑さとなった。一方、大気の状態が非常に不安定となり、午後を中心に局所的に激しい雨が降った。福岡市中心部では、急な雨に慌てて先を急ぐ人の姿もあった。
気象庁によると、大分県日田市で39・0度、福岡市で37・3度など各地で猛暑日を記録。発達した積乱雲により急な強い雨に見舞われたところもあり、同庁は雷や突風などへの注意を呼びかけた。
大雨により、福岡県久留米市と大分市を結ぶJR久大線の一部区間が一時運転を見合わせるなど、交通機関にも影響が出た。【山崎あずさ】
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