愛媛、高知両県で震度6弱を観測した地震の影響で、臨時休校した両県の小中学校と高校計15校のうち、高知県内の全13校が19日再開した。運転を見合わせていたJR予讃線の一部と予土線も全線で運行を開始した。
高知県宿毛市の市立山奈小では児童が続々と登校。6年の柴岡煌さん(11)は「誰かと一緒にいられるから、家より学校にいたほうが安心する」と笑顔を浮かべた。
高知県によると、18日に休校となった宿毛市の小中学校と高校計13校が通常授業に戻った。これらの学校では「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)の実施を見送るなどの影響が出た。漏水などの被害があった愛媛県宇和島市内の小学校は19日も休校した。
国土交通省によると、両県で少なくとも35戸が断水したが、19日時点で全て解消。総務省消防庁によると、高知県1棟、大分県8棟で屋根瓦の破損といった住宅被害が確認された。
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