大阪・関西万博の会場となる大阪市の夢洲=大阪市此花区の夢洲で2024年7月19日午後2時9分、本社ヘリから

 大阪市西区のイオンモール大阪ドームシティで、車椅子に乗って大阪にまつわるクイズに答え、アイマスクを装着して積み木に挑戦するスタンプラリーが開かれている。26日まで。

 大阪・関西万博を前に、障害の有無に関わらず楽しめる旅行を目指す「ユニバーサルツーリズム」を広げようと、大阪観光局などが主催した。

 小学1年の娘と参加した福島区の予備校講師、池上和裕さん(45)は「初めての車椅子は想像以上に操作が難しかった。万博ではバリアフリーの技術進化も見られたらいいですね」と話した。大阪観光局の林将生主任は「合理的配慮の提供に向けて互いに理解し合う機会になれば。訪れる誰もが観光を楽しめる大阪にしていきたい」と話している。

 午前11時~午後4時、1階イベントスペース「わくわく万博♪」で。障害者就労施設の製品も販売するほか、参加者には3日間で計100人(先着順)にイオングループ各店で使える1000円分の商品券が贈られる。【林由紀子】

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