来年4月に開幕する大阪・関西万博での万全の警備などを進めるため、警察庁は24日、「警備対策推進室」を設置しました。

警察庁 露木康浩長官
「(万博では)期間中に約2800万人の来場者が見込まれており、国内外から多数の要人の来訪が予想されるなど、国際的にも高い注目が集まるものと思います」

 24日、警察庁で開かれた1回目の会議では露木長官以下、警察庁の幹部や大阪府警の幹部らが集まり、会場周辺の警備や要人警護体制などのほか、来場客などに影響する道路の交通規制など、多岐にわたる警察業務の基本方針について話し合いが行われました。

 万博は来年4月から10月まで開かれる予定で、全国から多くの警察官が集まります。

 露木長官は「G7広島サミットなどで得てきた反省と教訓を生かし、万博の成功に向けた取り組みを着実に進めてもらいたい」と呼び掛けました。

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