警視庁=米田堅持撮影

 「トー横キッズ」の少女を買春したとして、警視庁少年育成課は22日、住居不定、職業不詳、飯田明人容疑者(36)を不同意性交等容疑と児童買春・ポルノ禁止法違反(児童買春)の疑いで逮捕したと発表した。

 事件を巡っては、飯田容疑者に少女を紹介したとして、東京都新宿区新宿6の無職、酒寄永遠(とわ)容疑者(21)ら男女2人も児童福祉法違反(児童に淫行=いんこう=させる行為)などの疑いで逮捕された。

 飯田容疑者の逮捕容疑は2023年10~11月、新宿区内のホテルで2回にわたり、15歳だった高校2年生の少女に現金7万~8万円を渡し、わいせつな行為をしたとしている。黙秘しているという。

 警視庁によると、飯田容疑者はSNS(ネット交流サービス)を通じて酒寄容疑者と知り合い、「おとなしい子、年齢の低い子」などと、買春相手を紹介するよう依頼。酒寄容疑者が、新宿区歌舞伎町の「トー横」で面識のあった少女を紹介したという。

 酒寄容疑者は仲介料として3万円を受け取っていたとみられるが、「ホテル内で何をしていたかは知らない」と否認している。【加藤昌平】

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