先月、京都府で68歳の男性が殺害された事件で、警察は知人の37歳の女を逮捕しました。女は遺体の第一発見者でした。

■被害者と“31歳差” 第一発見者の女逮捕

 マンションの一室で住人とみられる美濃浩二さん(68)が上半身裸の状態で殺害された事件。先月22日の発生から、1カ月。逮捕されたのは、警察へ通報した第一発見者でした。

具真弓容疑者(37)
「おなかから血が出て、人が死んでいる」

 68歳の被害者と、37歳の容疑者という30歳以上も年の離れた2人に一体、何があったのでしょうか。

■被害者どんな人?「おとなしい感じの人」

 現場となったのは、京都市の伏見区。千本稲荷で有名な伏見稲荷大社などがある観光地としても知られた場所です。

 警察に対し、被害者とは今年2月に飲食店で知り合ったと話している具容疑者。第一発見者として、具容疑者が通報したのは先月22日でした。

 しかし、警察はその一週間前の15日に、具容疑者が美濃さん宅で美濃さんの腹を3カ所、刃物のようなもので刺し、殺害したとみています。

 被害者をよく知るという近くの飲食店の店主は次のように話します。

近隣飲食店の店主
「(Q.被害者はどんな人?)そんなによくしゃべるような人ではなかった。おとなしい感じの人だった」

■金銭問題など…何らかのトラブルか

 その一方で、別の飲食店からは、このような話がありました。

よく通っていた店のスタッフ
「(Q.被害者はどんな人?)美濃さんは、“僕は元医者だ”と言っていた。お金持っていると思われたかもしれない。“○○買ってくるわ”とかよく言っていた」

 警察は、金銭問題など2人の間に何らかのトラブルがあったとみて詳しい状況を調べています。

 具容疑者は、「(男性の)部屋で2人で会話をしていただけで殺してはいません」と容疑を否認しています。

(「グッド!モーニング」2024年7月22日放送分より)

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