気象庁は19日午後0時33分、那覇で1890年の統計開始以来、初めて36.0度を観測したと発表した。管内では過去に南城市の糸数、宮古の下地島、石垣の伊原間で36.1度を観測している。

 午後1時8分現在の那覇の気温は34.3度。通常、午後2時ごろまで気温が上がる傾向にあるが、那覇市内の上空で雲も増えてきたため、沖縄気象台の担当者は「今後も観測が必要だが、この後は36度まで上がることはないかもしれない」と話す。

 これまでの那覇での最高気温は、2001年8月9日に観測した35.6度だった。

 一方、大東地方を除いて沖縄地方の幅広い範囲で雷注意報が出ている。「暑さの影響で大気が不安定になり、急な落雷や大雨をもたらす可能性もある」として、気象台は注意を呼びかけている。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。