■ビアホールで“壁が吹っ飛んだ”

 15日、金沢市内にあるビアホールの2階で壁が突然、崩れ落ちました。砂煙も上がっています。駆け付けたスタッフの目の前には壁の残骸が。

ビアホール「ぴるぜん」 渡邊佳那子マネージャー
「なんて言うんでしょう…信じられないというか。今、目の前に起きていることが信じられなくて…」

 一体、何が起きたのでしょうか。

ビアホール「ぴるぜん」 熊本朱峰料理長
「隣のビルを解体する作業だったが、大きい重機で基礎のコンクリートをはがす作業をしていて、その基礎のコンクリート部分が何かの影響で(店の)壁側に突っ込んだような形」

 工事現場越しに見た2階には現在、ブルーシートが掛かっています。

 作業はまさに壁一枚隔てた向こうで行われていました。去年、工事が始まる前に撮影された映像には隣接していたビルとの間に隙間はほとんどありません。

ビアホール「ぴるぜん」 熊本朱峰料理長
「(解体業者から)騒音振動があるのは事前に話を聞いていた。壁壊れるまでのリスクは聞いてない」

 店では500人以上のキャンセル連絡とともに他店へ紹介する連絡に追われているといいます。もし8月いっぱい休業が続けば、見込んでいた売り上げの約1000万円がなくなることに。

ビアホール「ぴるぜん」 渡邊佳那子マネージャー
「正直、にぎやかな夏を迎えられるというこれからという時だったので…壁の修復をして本当に一日でも早く営業ができるようにしてほしい」

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