水俣病被害者団体などとの懇談での「マイクオフ問題」を受けて、8日から行われていた再懇談が終了しました。

 伊藤大臣は11日、鹿児島県の獅子島と熊本県の御所浦を相次いで訪れ、時間制限を設けずに水俣病の被害者団体などと面会しました。

 団体側は離島で暮らす被害者らへの支援の拡充などを訴えましたが、環境省は「見直しも含めて考える」との回答にとどまりました。

 5月の熊本県での「マイクオフ問題」を受け、3日間にわたって設定された再懇談は11日が最終日でした。

伊藤環境大臣
「信頼関係をさらに深めて、力を合わせて、この水俣病問題の解決の方向に前進したい」

 一方、新潟県の水俣病被害者団体などとの懇談は来週、予定されています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。