写真はイメージ=ゲッティ

 インターネットバンキング口座からの不正送金のため、他人のIDとパスワードを使って口座の残高を確認したとして、警察庁サイバー特別捜査部などは9日、無職の矢野洋平容疑者(44)を不正アクセス禁止法違反の疑いで逮捕した。

 警察庁は、矢野容疑者がネットバンキングの不正送金グループの指示役だったとみている。

 警察庁が全国の事件を直接捜査するために2022年4月に当時のサイバー特別捜査隊(現在のサイバー特別捜査部)を発足させてから、国内で容疑者を摘発したのは初めて。【山崎征克】

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