沖縄県教育委員会は、各市町村教委や県立学校に対し、子どもが事件や事故に遭わないよう注意喚起する通知を出した。3日付。
通知は例年、夏休み前に出しているが、今回は米兵による少女誘拐暴行事件を受けて内容を一部変更。県立学校向けには新たに「身の危険を感じたら、すぐに逃げて」などの文言を盛り込んだ。
通知では、水難・交通事故や違法薬物の若年層への広がり、不適切なSNS利用などで性犯罪に巻き込まれるなど「不穏な事件・事故が発生している」と危機感を示した。
幼稚園や小中学校への通知は例年通り、防犯標語などを活用し、事件・事故の防止に努めるよう呼びかけた。子どもたちが外出する際には、行き先や同行者、帰宅時刻を確認するよう保護者に徹底することも促した。(社会部・屋宜菜々子)
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