17日深夜、愛媛県と高知県で最大震度6弱を観測する地震があり、これまでに8人がけがをしています。

 17日午後11時14分ごろ、愛媛県と大分県の間にある豊後水道の深さ39キロを震源とするマグニチュード6.6の地震がありました。

 震度6弱の揺れを愛媛県愛南町と高知県宿毛市で、震度5強が愛媛県の宇和島市、震度5弱が大分県の佐伯市などで観測されました。

 愛媛県によりますと、5人がけがをし、このうち東温市の63歳の女性が階段から転倒し左手の小指を骨折したとみられるということです。

 また、高知県で1人、大分県で2人が軽傷を負いました。

 四国電力によりますと、この地震の影響で伊方原発3号機で加熱器のタンクの弁が不調となり、発電機の出力がおよそ2%低下しましたが、運転に影響はないということです。

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