ANAグループは、現場で働くスタッフが暑さの中でも快適に働けるようにするため、今年から「ファン付きベスト」の導入を始めました。

 ANAグループが今年6月から暑さ対策として初めて導入したのは「ファン付き」ベストです。

 国内にあるおよそ50の空港で導入され、地上での支援作業を行うグランドハンドリングスタッフや整備士合わせて1万600人が対象です。

 整備士の男性は「ベストの密閉度が高いので、ファンの効果を発揮できるのが印象的」と話しました。

 航空業界では、コロナ禍で採用を縮小したことなどで人手不足が深刻化していますが、インバウンドなどで航空需要は増えていくとみられます。

 ANAグループは「社員がより一層働きやすい環境を整えていく」としています。

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