神奈川県警藤沢北署は3日、藤沢市亀井野のアパートで2日午後に乳児とみられる3人の遺体が見つかったと発表した。いずれの遺体も白骨化しており、性別や詳しい年齢は不明。捜査関係者によると、住人の50代男性が「亡くなった妻が保管していた」という趣旨の説明をしているという。県警は死体遺棄事件の可能性もあるとみて捜査する。
藤沢北署によると、2日午後5時15分ごろ、男性から「話したいことがあるので来てほしい」と110番があった。駆け付けた署員が室内の別々の場所にある3人の遺体を発見した。捜査関係者によると、いずれもふた付きのバケツに入っていたという。県警は遺体を司法解剖して身元を調べるとともに、男性から詳しい事情を聴いている。
現場は小田急や相模鉄道などが乗り入れる湘南台駅から南東に約1・2キロ離れた住宅街。【矢野大輝、宮本麻由】
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