6月24~30日の直近1週間に沖縄県内で救急搬送された人数は1952人で、週ごとに統計を取り始めた2019年以降、最多となったことが県への取材で分かった。県内では高齢化の進展を背景に救急搬送の高止まり傾向が続いており、新型コロナウイルスなどの感染症や熱中症関連などが拍車をかけているとみられる。

 県防災危機管理課によると、今年4月以降の救急搬送人数は1400~1600人台で推移していたが、前週の6月17~23日は1827人まで増加。昨年同時期と比べ、100~200人程度上回るペースが続いている。

 昨年のピークは7月10~16日の1915人だった。(社会部・下里潤)

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