半年間、ビニールハウスで避難生活を続ける被災者がいます。仮設住宅への入居の見通しは今も立っていません。

 輪島市長井町のビニールハウスで暮らす保靖夫さん。現在も3世帯7人で避難生活を続けています。

 自宅は地震により全壊となり1月に仮設住宅への入居を申請しましたが、今も市から連絡はありません。

 当初は生まれ育った地元を離れたくないという思いで始めたビニールハウス暮らしですが、半年がたった今も続いています。

保靖夫さん
「あなたたちは(入居が)いつごろになりますとか予定も言ってこない。いつ入れるんだろうという心待ちにしている者の気持ちを思ってくれない。配慮がない」

 県によりますと、先月27日時点で仮設住宅の必要戸数は6810戸となっていて、先月末までに5006戸が完成しました。

 残る1800戸余りについても8月中の完成を目指しています。

▶【能登半島地震 被害状況マップ】災害をとらえた映像を地図上に表示

▶能登半島地震特集

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。