国土交通省は車のアクセルとブレーキの踏み間違いを防止する装置の搭載について、義務化を進める方針を明らかにしました。

斉藤国交大臣
「今後は来年6月に予定されている国連基準の発行に合わせて国内基準を整備し、義務化に向けた準備を進めて参りたいと思っております」

 斉藤国交大臣は28日の会見で、新車のオートマ車を対象にアクセルとブレーキの踏み間違いを防ぐ装置の搭載の義務化に向けて準備を進めていくことを明らかにしました。

 国交省は来年6月に発効される国連の安全基準に合わせて国内の安全基準も整備していく方針で、新車のオートマ車には踏み間違え防止装置が設置されていく見込みです。

 斉藤大臣は「国内の悲惨な事故の発生状況を踏まえて日本が設置の義務化の議論を進めてきた」として、「自動車の安全性向上を推進していきたい」と述べました。

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