米国での売春を斡旋したとして職業安定法違反の罪に問われた津崎佳子被告(44)の初公判が17日、東京地裁(中村光一裁判長)で開かれ、津崎被告は起訴内容を認めた。検察側は懲役1年6月を求刑、弁護側は執行猶予付き判決を求め、即日結審した。
検察側の冒頭陳述などによると、津崎被告らが令和5年、米国内の知人から女性の派遣依頼を受け「ラスベガス交際案件」と女性を募集し、性風俗業に紹介していた。津崎被告は、女性に報酬や渡航期間を伝える役割を担ったという。
津崎被告は「子供の学費のため、在宅でできることから軽率に関わってしまった」とし「深く反省している」と述べた。
津崎被告は、ほかに男女2人とともに起訴されたが、2人は分離して審理される。
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