改選後初となる沖縄県議会6月定例会が28日開会し、本会議の冒頭で正副議長選挙が実施された。第19代議長に48票のうち26票を得た県政野党で自民・無所属の中川京貴氏(61)=中頭郡区=が選ばれた。与党でてぃーだ平和ネットの山内未子氏が20票、2票は無効だった。

 副議長には、中立で公明の上原章氏(68)=那覇市・南部離島区=が26票で選出された。与党でおきなわ新風の仲宗根悟氏が20票、2票が無効だった。

 16日投開票の県議選で、定数48のうち玉城デニー知事を支持する県政与党は20人の当選にとどまったことで少数与党に転じており、28人が当選した野党・中立主導で正副議長が決まった。

 6月定例会の会期は7月30日まで。

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