高崎市が建設を予定する「だるまミュージアム(仮称)」の外観イメージ=高崎市提供

 JR信越線の北高崎―群馬八幡駅間に新設される豊岡新駅(仮称)の隣接地に群馬県高崎市が「高崎だるまミュージアム(仮称)」を建設する。特産の高崎だるまの発信基地として、2027年3月の開業を予定している。

 地元のだるま製造業者や商店会、高校生らで組織する建設検討会議がまとめた基本構想によると、ミュージアムは「伝える、学ぶ、受け継ぐ、結ぶ」の四つの基本コンセプトを掲げ、ショップやカフェのほか、アーティストによるオリジナルだるまの制作、職人の育成講座、常設展示場などを設ける。

 また、建物は県産材などを積極的に活用し、一目で分かるようなインパクトのあるデザインとする整備の方針が示され、2階部分をだるま形にした斬新な外観イメージが公開された。【庄司哲也】

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