認知症の高齢女性に取得額の10倍で不動産を販売し、金をだましとったとして男4人が再逮捕されました。高齢者を狙い、7億円以上を売り上げていたとみられます。

 山崎和馬容疑者(41)ら4人は、去年、認知症の80代女性にアパートの部屋の購入契約を結ばせ、現金3400万円をだましとった準詐欺の疑いが持たれています。

 警視庁によりますと、4人は不動産販売会社の従業員を名乗り、取得額のおよそ10倍の3400万円で物件を売りつけていました。

 高齢者を中心に住宅を販売し、1年間でおよそ7億6000万円を売り上げたとみられます。

 9万人分の高齢者の名簿やマニュアルも押収されていて、警視庁は他にも被害者がいるとみて調べています。

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