防衛省が沖縄県北大東村に航空自衛隊の移動式警戒管制レーダーと運用部隊を配備する方針を固めたことに、玉城デニー知事は24日午前、「その件についてはまだ担当課の基地対策課から報告はない。詳細を確かめたい」と述べた。記者団の質問に答えた。

 政府関係者によると、沖縄防衛局の職員が27日、北大東村を訪問し、配備計画について正式に説明する予定という。

 北大東村の自衛隊配備を巡っては、村や議会が2021年12月、防衛省に誘致の意見書を提出。昨年7月には、防衛省が住民を対象に配備の検討状況などを説明していた。

 移動式警戒管制レーダーは、航空機や艦船の動向を把握する車両搭載型の装備。沖縄を含め全国に配備されている固定式レーダーではカバーできない範囲の警戒監視を担う。

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