国連が定めた「国際ヨガの日」にちなみ、在日インド大使館主催のヨガを楽しむイベントが21日、築地本願寺(東京都中央区)であった。小雨が降る中、数百人のヨガ愛好家らが本堂に向かってポーズを決め、心地よい汗を流した。
国際ヨガの日は、ヨガ発祥の地・インドのモディ首相が提唱し、2014年に制定された。夏至の時期に当たる6月21日は、太陽のエネルギーを最も受けられる日とされている。
参加者は傘を手に、ヨガの呼吸で息を整え、さまざまなポーズに取り組んだ。都内の木下悦子さん(71)は「みんなと同じ空気や雰囲気を共有できるのがヨガの良いところ。雨が降ったが、めげずに取り組めた」と笑顔で振り返った。
会場となった築地本願寺は、インドなどの古代仏教建築を模した外観で知られる。木村共宏・副宗務長は「今年はヨガの日制定から10周年の記念すべき年だった。寺としてもこのように人の集まる交流の場となることは大事だ」と話した。【松本紫帆】
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