劇団員の死亡から、9カ月ぶりに公演が行われました。

 20日に再開された宝塚歌劇団・宙組の公演タイトルは、宝塚の象徴でもある「大階段」を意味する「ル・グラン・エスカリエ」です。

 公演は通常、芝居とショーの2本立てですが、今回は劇団員の負担を考慮し、ショーのみの開催となりました。

 宙組では、去年9月に所属する劇団員の女性(当時25)が死亡。劇団側は、上級生らによるパワハラを認め、遺族に謝罪し、稽古のスケジュールを見直すなどの改革案を発表しました。

公演を見たファン
「いつもどの組も一体感がありますけれども、特に今回は皆さんやっぱりそれぞれの思いがおありでしょうから、良かったですよ」
「最後のあいさつで組長が涙声で、今までの公演のおわびとみんなに心配をかけたこと、思い出すとまた涙が出ちゃう。それを見て周りは号泣していました」

 公演は宝塚大劇場で30日まで、その後、東京の劇場でおよそ1カ月間開かれます。

(「グッド!モーニング」2024年6月21日放送分より)

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