炎を背景にポーズを決める参加者=爆フェス事務局提供

 戦隊ヒーローものや特撮映画などで悪役退治の際に燃え上がる炎――。そんな爆破シーンのロケ地として人気の茨城県常陸大宮市小場の採石場で、28日、一般の人もヒーロー気分を味わえる「爆フェスⅢ」が開かれる。

 2022年から始まった同イベントは、爆破や火炎を使った特殊効果を手掛ける土浦市のスカイテック社が主催し、今回が3回目。

炎を背景に電子オルガンを演奏する参加者=爆フェス事務局提供

 ガソリンに点火し高い炎を生み出す「ナパーム爆破」や、炎と土煙が広範囲に広がる「セメント爆破」の装置を仕掛け、映像の世界を再現する。衣装を持参すれば、ヒーロー映画さながらの迫力ある映像や画像を撮影できるという。

 参加料金は1枠2人で3万円。1人につき1万円の追加料金を払えば、最大5人まで参加できる。カメラや三脚などの撮影機材、撮影者は各自で手配することが条件となっている。当日はモトクロスショーも予定されており、観覧料2200円を支払えば、撮影体験希望者以外も見学できる。

 担当者は「テレビや映画のような非日常の世界を楽しんでほしい」と参加を呼び掛けている。料金などの詳細や問い合わせはウェブサイト(https://bakufes.com/)から。【川島一輝】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。