ティッシュ(左上)に瞬間接着剤が染み込み、50度以上の高温になっていることを示すモニター

 瞬間接着剤を拭き取ったり衣服にこぼしたりした際に発熱し、やけどなどをしたという報告が2019年4月からの5年間で7件あったとして、国民生活センターが注意を呼びかけている。「つけ爪」用の接着剤による事故も確認されており、主成分は一般用と同じなのに、発熱の注意表示がないものもあるという。

 センターによると、ティッシュや布に染みこんで表面積が拡大すると、化学反応が急激に進み大きな反応熱が発生。触れるとやけどをする恐れがある。

 センターでは「衣服に付着したら大量の水をかける」「皮膚を接着した場合に40度ぐらいのお湯の中でもむ」といった対処方法を紹介している。(共同)

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