著名な実業家などを装って金をだまし取る「SNS型投資詐欺事件」が多発するなか、警視庁が新入社員たちに注意を呼び掛けました。

警視庁 生活経済課 半田正浩課長
「将来不安をあおってSNSやマッチングアプリなどを通じて一獲千金をうたった投資詐欺が大変、横行しております」

 警視庁は、「キヤノングループ」の新入社員およそ180人にSNSを悪用した投資詐欺などへの注意を呼び掛けました。

 初任給が入って投資を始める前に被害を防ぐ狙いです。

 警視庁によりますと、都内では著名な実業家になりすましたLINEで1億4000万円ほどがだまし取られた事件など、去年の1年間で210件・およそ38億円の「SNS型投資詐欺事件」の被害がありました。

 警視庁は「投資詐欺に遭わない金融リテラシーを身に付けてほしい」としています。

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