大阪・関西万博で、万博協会が準備する簡易型パビリオンへの移行が進まず、最大数十億円の建設費用が回収できなくなる可能性があることが分かりました。
万博協会は、パビリオン建設が遅れている国のために、簡易型パビリオン「タイプX」9棟の建設を進めている一方、これまで「タイプX」への移行を決めたのは3カ国にとどまっています。
建設費用は各国が負担することになっていますが、関係者によりますと、今後、9棟すべてに国が入ることは難しい見通しだということです。
そのため、残り数棟分の建設費用の回収が困難になり、最大で数十億円を協会が負担する可能性が浮上しています。
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