北海道留萌（るもい）市の女子高校生（17）が橋から川に落とされ殺害された事件で、殺人などの疑いで逮捕された旭川市の無職、内田梨瑚（りこ）容疑者（21）が「（高校生を）橋に置いてきた」という趣旨の供述をし、殺害への関与を否定していることが19日、捜査関係者への取材で判明した。
内田容疑者は、同じく殺人容疑で逮捕された同市の無職女性（19）と一緒に帰ったとし、高校生が橋から転落するのは見ていないと説明しているという。
また、高校生を同市内のつり橋「神居（かむい）大橋」へ連れて行き、約20分間で橋から転落させたとみられることも判明。高校生は車に約4時間監禁された後、短時間で殺害されたとみられ、道警が経緯を調べている。
道警によると、内田容疑者らは4月18日夜、高校生と留萌市内の道の駅で初めて対面。翌19日未明に旭川市内のつり橋から約10メートル下の川に転落させ、殺害したとみられる。【伊藤遥】
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