ユネスコの諮問機関であるイコモスから追加情報の提出を求める勧告が出された「佐渡島の金山」について、7月に開催される世界遺産委員会を前に、新潟県が国に要望書を提出しました。

 新潟県の佐渡島の金山について、イコモスは世界文化遺産登録を考慮するに値する価値があると評価したうえで、追加情報の提出を求める「情報照会」の勧告をしました。

 新潟県の橋本副知事や渡辺佐渡市長らは今月18日、イコモスからの勧告への対応や委員の国に対する働き掛けなどを政府一丸となって行うよう盛山文科大臣に要望しました。

 登録の可否が決まる世界遺産委員会は7月21日からインドのニューデリーで開かれます。

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