都内の交通事故死亡者が去年の同じ時期に比べて急増しています。特に歩行者側の信号無視などが原因となるケースが増加傾向にあるということです。

 今年に入り、都内では交通事故で男女66人が死亡しています。去年の同じ時期に比べて20人多くなっているということです。

 警視庁は緊急対策として、都内でも交通量が多い東京の上野公園付近で歩行者や自転車に交通ルールを守るように呼び掛けました。

 警視庁によりますと、歩行者が亡くなった事故のうち8割近くが信号無視や横断歩道以外を渡るなど歩行者側にも違反がみられ、その割合は過去5年間に比べて2割近く増加しています。

 警視庁は歩行者にも交通ルールを徹底してほしいとしています。

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