まもなく夏本番。祭りなどで使う手ぬぐい作りがピークを迎えています。

 東京・江戸川区にある染工場では、これからの夏の時期に全国各地で開催される祭りなどに合わせ、手ぬぐいの注文が殺到します。

 こちらの染工場では生地の表と裏を同じ色と柄に染め上げる「注染(ちゅうせん)」という伝統技法を用いて手ぬぐい一本一本、手作業で作られています。

 今年は特に注文が多く、一日あたりの製造本数が1200本から1600本にもなるということです。

(有)村井染工場 村井光寿代表取締役
「ほとんど休みなく働いています。うれしい悲鳴なんですけど間に合わないといけないので、ちょっと苦労しますね」

 また、最近はインバウンドの影響もあって、観光地で売られている土産用の手ぬぐいの注文も増えているそうで、この先、9月ごろまでは連日、大忙しの日が続きます。

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