高速道路に現れたのは信じられない速さの車でした。

 埼玉県内の外環自動車道で撮影された映像。交通量が少ない高速道路で突然、前を走る車がハンドルを切ります。目の前にあらわれたのは“逆走車”です。

 運転手が逆走車に気付き、避けるまでの時間はわずか1秒ほど。あっという間の出来事でした。

逆走車に遭遇 ドライバー
「逆走している車も結構なスピードだった。間違えてゆっくり走ってくるならまだ分かるんですけど」

 もし、左車線に走行車がいれば大きな事故につながっていたかもしれません。

逆走車に遭遇 ドライバー
「本当に笑っちゃうぐらい怖かった」

 実はこの“逆走車”、同じ日に別の車のカメラにも捉えられていました。

 前から近付いてくる“逆走車”。ここでは左車線の交通量が多く、逃げ場がありません。

 2台は高速道路上で停車。膠着(こうちゃく)状態が約5分ほど続いたといいます。

 高速道路上での危険な逆走運転。逆走車のドライバーは70代の男性で、「高速道路と気付かず入ってしまった」と話しているということです。

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