栃木県那須町で山岳部の高校生ら8人が雪崩で死亡した事故の裁判で、禁錮2年の実刑判決を言い渡された3人の教師らが判決を不服として控訴しました。

 2017年3月、那須町で登山の講習会に参加した県立大田原高校山岳部の生徒と教師8人が雪崩に巻き込まれて死亡し、引率の猪瀬修一被告ら3人が業務上過失致死傷の罪に問われました。

 宇都宮地裁は先月30日、3人に禁錮2年の実刑判決を言い渡しましたが、裁判所によりますと、3人は判決を不服として今月12日付で控訴したということです。

 判決では、事故について「相当に重い不注意による人災だった」と指摘していました。

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