大手通販会社に支払われるはずの広告収入およそ4200万円を知人の会社口座に振り込ませて損害を与えたとして、会社の部長だった男らが再逮捕されました。

 「夢グループ」の元部長・川崎淳史容疑者(49)とイベント会社の代表取締役・沖山守容疑者(57)は、おととしから去年にかけて、共謀して「夢グループ」に支払われる広告費の一部をイベント会社の口座に入金させ、およそ4200万円の損害を与えた背任の疑いが持たれています。

 警視庁によりますと、川崎容疑者は広告費を支払う広告代理店に依頼して、代金の一部を知人の沖山容疑者の会社口座に入金させていました。

 その後、この金の7割ほどを自らの口座に振り込ませて飲食代などに使用していたということです。

 川崎容疑者らは、別の時期にも同様の手口で「夢グループ」におよそ3700万円の損害を与えたとして先月逮捕されていました。

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