千葉県で弱ったネコを排泄物が堆積するなどの劣悪な環境で飼育し、適切な保護を行わなかったとして80歳の男が逮捕されました。

 木更津市の伊藤勝則容疑者は富津市にある親族が所有する建物で、ネコの死体が放置されたり排泄物が堆積されたりする劣悪な環境で、けがをして弱ったネコを飼うなどした動物愛護法違反の疑いが持たれています。

 親族から依頼され建物内に立ち入った業者がやせ細ったネコや白骨化したネコの死体を発見しました。

建物に入った解体業者
「(扉を)開けた瞬間ものすごい異臭とゴミの山で、(水を飲む用の)器もあったがコケも虫も入っている。段ボールの下に白骨化したネコちゃんがいて。ほとんどのネコちゃんが痩せているような感じ」

 伊藤容疑者は「虐待していたつもりはなかった」などと容疑を否認しています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。