横浜駅近くの路上で男が刃物で女性を殺害したとして逮捕されました。

 現場に残された血痕が事件の凄惨(せいさん)さを物語っています。

 殺人の疑いで逮捕された無職の安藤幸生容疑者(33)。

110番通報(9日午後7時44分)
「女性が血を流して倒れている」

 事件現場は横浜駅の目と鼻の先。繁華街にある川沿いの道です。

 安藤容疑者はフィリピン国籍の礒崎・アリス・ヒマオさん(57)の胸などを刃物で複数回、刺して殺害した疑いが持たれています。

現場近くで働く人
「悲鳴が聞こえた人がいたようで、ホールの同僚がそれを聞いていた」

 通報から約3時間後、安藤容疑者が姿を見せたのは現場から直線距離で300メートルほど離れた駅前の交番でした。自首したのです。その際、凶器とみられる刃物も所持していたといいます。

安藤幸生容疑者
「人を刺したことに間違いありません」

 なぜ犯行に及んだのでしょうか。

 警察は安藤容疑者と礒崎さんに面識がなかったとみていて、詳しい経緯や動機を調べています。

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