富山県上市町にある真言密宗の寺では滝開きが行われ、参拝者らが滝に打たれて身を清めました。

 真言密宗の大本山・大岩山日石寺では、激しく流れ落ちる冷水に打たれながら身を清めて無病息災を祈る夏の風物詩、滝開きが行われました。

 境内にある六本瀧はおよそ6メートルで、水の勢いと冷たさに驚いた参拝者からは悲鳴も上がりました。

参拝者
「すごく冷たい滝に打たれて気持ち良かったです。健康をお祈りしました」
「今年は地震、震災被害ということで私の家も結構ひび割れたんですけど、もっと被害に遭われた方、早く復興されますように、その辺も考えてお祈り致しました」

 また境内では、煩悩を焼き尽くす意味がある護摩焚き「大柴燈護摩供」が営まれ、滝行に訪れる人の安全を祈願しました。

 この日は65人が滝行を行い、受け付けは当日も可能ということです。

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