東京・千代田区の小学校などの入札を巡り、価格情報を漏らす見返りに金品を受け取った罪などに問われている元区議が初公判で起訴内容を認めました。

 元千代田区議の嶋崎秀彦被告(64)は2020年、区立小学校などの工事の一般競争入札で、業者側に価格についての情報を漏らした見返りに現金や商品券を受け取った斡旋(あっせん)収賄の罪などに問われています。

 7日、東京地裁で開かれた初公判で、嶋崎被告は起訴内容について問われると「間違いありません」と認めました。

 検察側は、冒頭陳述で「業者側に自宅の洗面台の取り換え工事の代金や飲食代金も要求していた」と指摘しました。

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