2023年度、これまでに最も多い被害者が出たクマについて、環境省は「指定管理鳥獣」に正式に追加しました。この制度によって保護や管理の在り方が見直されます。
伊藤環境大臣
「クマ類を指定管理鳥獣に指定いたしました。クマ類の対策に必要な指定管理鳥獣捕獲等、事業交付金の拡充は秋の出没に間に合うよう準備を進めていきたい」
クマを巡っては、今年3月までの1年間でけがをしたのは219人で、このうち6人が死亡し、人への被害として統計の残る過去18年間で最も多くなりました。
対策に関する専門家の議論を踏まえ、環境省は16日、クマを「指定管理鳥獣」に指定しました。
九州と四国以外の個体数が多い地域が対象で、環境省は今後、捕獲や生息調査に対する財政的支援を進める方針です。
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