将棋の棋聖戦五番勝負の第1局は藤井聡太八冠(21)が山崎隆之八段(43)に勝利しました。藤井八冠は「永世棋聖」に向けて好スタートを切りました。

 棋聖戦の第1局は千葉県木更津市のホテルで6日午前9時から挑戦者・山崎八段の先手で始まりました。

 棋聖戦は五番勝負のため先に3勝した方がタイトルを獲得します。

 藤井八冠は今回防衛すれば棋聖戦で5連覇となり、自身初の永世称号となる「永世棋聖」の資格を獲得します。

 一方、挑戦者の山崎隆之八段は2009年以来、15年ぶりのタイトル挑戦で、初のタイトル獲得を目指します。

 対局は午後、山崎八段が投了し、後手の藤井八冠が勝利しました。

 藤井八冠は「永世棋聖」に向けて好スタートを切りました。

 藤井八冠が連勝して5連覇に王手をかけるか、山崎八段がタイに戻すか、第2局は17日に新潟市で開催されます。

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