任期満了に伴う東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)が迫る中、現職の小池百合子知事(71)にとって2期目最後となる都議会定例会の代表質問が4日午後、始まった。これまで小池氏は3選を目指して立候補するか明言しておらず、発言内容が注目される。
4日は自民党▽都民ファーストの会▽公明党▽共産党▽立憲民主党――の順に代表質問が行われる。5日午後は一般質問が予定されている。定例会の会期は12日まで。
小池氏は5月29日の所信表明で「都民が希望を持てる都政を展開するとの決意は一瞬たりとも揺らいだことはない」と述べ、東京の国際競争力強化や脱炭素化、少子化対策などを引き続き進める考えを強調。3期目への意欲をにじませたものの、立候補するかどうかは明言しなかった。
知事選にはこれまで立憲の蓮舫参院議員(56)、広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(75)ら約30人が出馬を表明している。【深津誠】
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